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Vo.12 令和4年を振り返ってみて
いつもご覧頂いている皆様、どうも有難うございます。TYSENNのT.Aでございます。 2022年も残すところあと2日。このまま今年は一回もブログを更新しないで終わるは流石に良くないと思ったので、デスク上の仕事の資料を一旦どかし、椅子に深く腰を掛けて、久しぶりにブログを書き始めたところです。 この1年、私のやることリストには常に「ブログを更新する」と書いてありました。でも結局363日間ずっと後回しになってしまったことを、深く反省しているところです。やはり、やると決めたことはメリハリを付けて継続してやり抜かないとダメですね。 私は昔から、日記を書くことは大好きでした。小中学校の時はノートに、高校・大学の時はmixiに日々起こった些細なことを記録していました。なのでブログを書くこと自体は全く苦ではありません。 でも今年は、常にHustle and Bustleな状態で、落ち着いてブログを書く気になれなかったのが事実です。でもその分、本当にエキサイティングな毎日を過ごすことができたと思います。 なのでこのブログでは、2022年という年を簡単にですが振り返り、ここに記録をしておこうと思います。 - まず何と言っても2022年は、当社が輸入代理店を勤める「エモー・ドゥ・ロンウィ」の販売事業において、更なるチャレンジを行なった年でした。 このブランドは、2021年11月に日本初となるイベントを東京・日本橋高島屋にて開催させて頂きました。会期中はインテリアだけに留まらず、美術品を愛する沢山のお客様がご来場頂き、お陰様で好調な滑り出しとなりました。 ロンウィはハンドメイド商品であり、一点一点職人が愛情を込めて生産します。その分、長いリードタイムを要するため、日本橋でのイベント後は約半年の準備期間を挟み、今年は7月から玉川高島屋、9月は大阪高島屋、10月には横浜高島屋にて展示販売会を開催させて頂きました。 私はオーストラリアから帰国後、約10年間、百貨店の高島屋で働いていました。 10年の間、法人外商をしたり、販売担当をしたり、サービスマネジャーをしたり、バイヤーをしたり、その先々で常に人に恵まれ、素晴らしい上司・先輩・後輩に出会いました。 今このような形でロンウィを展開させて頂けているのは、ロンウィ自体が魅力的であることは去ることながら、以前とは立場が変わり、こうした方々からチャンスを頂けている部分もあります。 9月の大阪進出は、急遽オーファーを頂戴し、開催が決まりました。「まずは関東で・・」と考えていた私ですが、妻が「関西いいね!行こう行こう!」と言ってくれたお陰で背中を押され、勢いで決行しました。関西店舗には全くと言っていいほど人脈がありませんでしたが、今回で新しい出会いが沢山ありました。次回、また大阪に行くことが楽しみでなりません。 ...
Vo.12 令和4年を振り返ってみて
いつもご覧頂いている皆様、どうも有難うございます。TYSENNのT.Aでございます。 2022年も残すところあと2日。このまま今年は一回もブログを更新しないで終わるは流石に良くないと思ったので、デスク上の仕事の資料を一旦どかし、椅子に深く腰を掛けて、久しぶりにブログを書き始めたところです。 この1年、私のやることリストには常に「ブログを更新する」と書いてありました。でも結局363日間ずっと後回しになってしまったことを、深く反省しているところです。やはり、やると決めたことはメリハリを付けて継続してやり抜かないとダメですね。 私は昔から、日記を書くことは大好きでした。小中学校の時はノートに、高校・大学の時はmixiに日々起こった些細なことを記録していました。なのでブログを書くこと自体は全く苦ではありません。 でも今年は、常にHustle and Bustleな状態で、落ち着いてブログを書く気になれなかったのが事実です。でもその分、本当にエキサイティングな毎日を過ごすことができたと思います。 なのでこのブログでは、2022年という年を簡単にですが振り返り、ここに記録をしておこうと思います。 - まず何と言っても2022年は、当社が輸入代理店を勤める「エモー・ドゥ・ロンウィ」の販売事業において、更なるチャレンジを行なった年でした。 このブランドは、2021年11月に日本初となるイベントを東京・日本橋高島屋にて開催させて頂きました。会期中はインテリアだけに留まらず、美術品を愛する沢山のお客様がご来場頂き、お陰様で好調な滑り出しとなりました。 ロンウィはハンドメイド商品であり、一点一点職人が愛情を込めて生産します。その分、長いリードタイムを要するため、日本橋でのイベント後は約半年の準備期間を挟み、今年は7月から玉川高島屋、9月は大阪高島屋、10月には横浜高島屋にて展示販売会を開催させて頂きました。 私はオーストラリアから帰国後、約10年間、百貨店の高島屋で働いていました。 10年の間、法人外商をしたり、販売担当をしたり、サービスマネジャーをしたり、バイヤーをしたり、その先々で常に人に恵まれ、素晴らしい上司・先輩・後輩に出会いました。 今このような形でロンウィを展開させて頂けているのは、ロンウィ自体が魅力的であることは去ることながら、以前とは立場が変わり、こうした方々からチャンスを頂けている部分もあります。 9月の大阪進出は、急遽オーファーを頂戴し、開催が決まりました。「まずは関東で・・」と考えていた私ですが、妻が「関西いいね!行こう行こう!」と言ってくれたお陰で背中を押され、勢いで決行しました。関西店舗には全くと言っていいほど人脈がありませんでしたが、今回で新しい出会いが沢山ありました。次回、また大阪に行くことが楽しみでなりません。 ...
Vo.11 開催を目前に思うこと
いつもご覧頂いている皆様、どうも有難うございます。 TYSENNのT.Aでございます。 既にご認識頂いていたら嬉しいですが、11月17日(水)→30日(火)の期間、東京・日本橋高島屋 2階ギャラリー・ル・シックにて、私が輸入代理店を務める、1798年創業のフランスの名窯「エモー・ドゥ・ロンウィ」の日本初 展示販売会を開催致します。 なので今回のブログでは、このイベントの開催が目前に迫る今の心境について、折角なのでここに残しておこうと思います。 「Vo.2 設立までの経緯 その一」にも記載しておりますが、ロンウィとは3年ほど前に妻と旅行で訪れたニューヨークの、偶然立ち寄った百貨店「バーニーズ・ニューヨーク」で出会いました。 その後、その歴史や装飾技法について深く調べていく中で、「日本の皆様に是非このブランドをご紹介していきたい」と率直に感じ、意を決してフランス・ロンウィの工場へ出向き本国メンバーと握手を交わし、今に至ります。 でもなぜ私は、こんなにもロンウィに惚れ込んでしまったのでしょうか。折角なのでこの機会に考えてみました。 結論から先に言ってしまうと、その理由は「陶器自体の美しさも去ることながら、日本にはあまり馴染みのない『住居を飾るという習慣』を220年に渡り世界に発信し続けている」ということに私自身、強く感銘を受けたからだと思います。 以前ブログに少し記述したかと思いますが、私がインテリアに情熱を注ぎ始めるようになったのはここ4~5年の話で、それ以前はファッションバイヤーという職業柄、同じ「飾る」でも「着飾る」ということばかりを意識して生活をしていました。 雑誌を見てもインテリアではなくモデルが着用しているニットやパンツだけに目が行き、休日ともなれば大好きなファッションで自身を飾り、「さあ、この洋服を着てどこへ出かけよう、誰と会おう」と家の外ばかりに目線が行っていました。 そんな当時の自分にとって、全く新しい意味の「飾る」を知るキッカケになったのが、このロンウィだったのかなぁと思います。 ロンウィとの出会いを皮切りに、フランスを中心にインテリアやデコレーション業界の方々と接点を持たせて頂けるようになりました。そして、そうした方々と対話したり、現地の日常生活を覗き見したりする中で、私自身、感じたことがありました。 それは、「外(相手)に向けて飾る」だけでなく、「中(自分)に向けて飾る」ということを日常に取り入れると、日々の生活はより豊かになる、ということでした。...
Vo.11 開催を目前に思うこと
いつもご覧頂いている皆様、どうも有難うございます。 TYSENNのT.Aでございます。 既にご認識頂いていたら嬉しいですが、11月17日(水)→30日(火)の期間、東京・日本橋高島屋 2階ギャラリー・ル・シックにて、私が輸入代理店を務める、1798年創業のフランスの名窯「エモー・ドゥ・ロンウィ」の日本初 展示販売会を開催致します。 なので今回のブログでは、このイベントの開催が目前に迫る今の心境について、折角なのでここに残しておこうと思います。 「Vo.2 設立までの経緯 その一」にも記載しておりますが、ロンウィとは3年ほど前に妻と旅行で訪れたニューヨークの、偶然立ち寄った百貨店「バーニーズ・ニューヨーク」で出会いました。 その後、その歴史や装飾技法について深く調べていく中で、「日本の皆様に是非このブランドをご紹介していきたい」と率直に感じ、意を決してフランス・ロンウィの工場へ出向き本国メンバーと握手を交わし、今に至ります。 でもなぜ私は、こんなにもロンウィに惚れ込んでしまったのでしょうか。折角なのでこの機会に考えてみました。 結論から先に言ってしまうと、その理由は「陶器自体の美しさも去ることながら、日本にはあまり馴染みのない『住居を飾るという習慣』を220年に渡り世界に発信し続けている」ということに私自身、強く感銘を受けたからだと思います。 以前ブログに少し記述したかと思いますが、私がインテリアに情熱を注ぎ始めるようになったのはここ4~5年の話で、それ以前はファッションバイヤーという職業柄、同じ「飾る」でも「着飾る」ということばかりを意識して生活をしていました。 雑誌を見てもインテリアではなくモデルが着用しているニットやパンツだけに目が行き、休日ともなれば大好きなファッションで自身を飾り、「さあ、この洋服を着てどこへ出かけよう、誰と会おう」と家の外ばかりに目線が行っていました。 そんな当時の自分にとって、全く新しい意味の「飾る」を知るキッカケになったのが、このロンウィだったのかなぁと思います。 ロンウィとの出会いを皮切りに、フランスを中心にインテリアやデコレーション業界の方々と接点を持たせて頂けるようになりました。そして、そうした方々と対話したり、現地の日常生活を覗き見したりする中で、私自身、感じたことがありました。 それは、「外(相手)に向けて飾る」だけでなく、「中(自分)に向けて飾る」ということを日常に取り入れると、日々の生活はより豊かになる、ということでした。...
Vo.10 リノベーションについて
いつもご覧頂いている皆様、どうも有難うございます。 TYSENNのT.Aでございます。 今週に入ってからシャツ一枚だと少し肌寒くなり、百貨店を覗いてみると新作のこっくりカラーのセーターやストールが売場に並び始め、「ファッションの秋」を感じる端境期となってきました。 地下鉄に飛び乗るために通過したデパ地下では、炊き立てホヤホヤの栗ご飯の香りが充満し、さっきランチを食べたばかりのはずなのに、不思議とまたお腹が空いてきます。 そんな過ごしやすい季節になってきた今日は、前回のブログ「Vo.9 マンション購入について その二」に続き、購入したマンションを「どのようにリノベーションさせていったか」について書いていきたいと思います。 やっとの思いで物件を購入し、リノベをお願いする会社が正式に決まると、デザイナーとの初回打ち合わせに向け、営業担当の方から「来週頭を目処にご返送ください!」と「お客様カルテ」と名付けられたホッチキスで止められたヒヤリング用紙を満面の笑みで手渡されました。 家に帰り、じっくりと用紙に目を通してみると、リノベに関する約20にも及ぶ質問がビッシリと書かれており、これから進行していくリノベーションの「方向性」を定め可視化する重要な用紙であることが分かりました。 私はリノベーションをしたいと思った当初から、「パリのアパルトマンのような綺麗目なインテリア」という理想がありました。でも、いざペンを握りその理想を説明しようとすると、そのイメージはとてもフワフワしていて、曖昧であることが分かりました。 そこで私はまず一旦ペンを置き、自分の頭の中にある「理想」は一体どこからやってきているのか、を整理することから始めました。 インテリアに限らずファッションやライフスタイルでも、「理想」というのは、日常や旅先などで目の当たりにし、心ときめいたモノやコト、すなわち「過去の実体験」から派生することが多いと思います。 私にとってのそれは、以下でした。 ・ヴェルサイユ宮殿内の「アンジェリーナ」付近の廊下と階段 ・インテリアデザイナー「Joseph Dirand」のパリの自宅 ・Apartment by the...
Vo.10 リノベーションについて
いつもご覧頂いている皆様、どうも有難うございます。 TYSENNのT.Aでございます。 今週に入ってからシャツ一枚だと少し肌寒くなり、百貨店を覗いてみると新作のこっくりカラーのセーターやストールが売場に並び始め、「ファッションの秋」を感じる端境期となってきました。 地下鉄に飛び乗るために通過したデパ地下では、炊き立てホヤホヤの栗ご飯の香りが充満し、さっきランチを食べたばかりのはずなのに、不思議とまたお腹が空いてきます。 そんな過ごしやすい季節になってきた今日は、前回のブログ「Vo.9 マンション購入について その二」に続き、購入したマンションを「どのようにリノベーションさせていったか」について書いていきたいと思います。 やっとの思いで物件を購入し、リノベをお願いする会社が正式に決まると、デザイナーとの初回打ち合わせに向け、営業担当の方から「来週頭を目処にご返送ください!」と「お客様カルテ」と名付けられたホッチキスで止められたヒヤリング用紙を満面の笑みで手渡されました。 家に帰り、じっくりと用紙に目を通してみると、リノベに関する約20にも及ぶ質問がビッシリと書かれており、これから進行していくリノベーションの「方向性」を定め可視化する重要な用紙であることが分かりました。 私はリノベーションをしたいと思った当初から、「パリのアパルトマンのような綺麗目なインテリア」という理想がありました。でも、いざペンを握りその理想を説明しようとすると、そのイメージはとてもフワフワしていて、曖昧であることが分かりました。 そこで私はまず一旦ペンを置き、自分の頭の中にある「理想」は一体どこからやってきているのか、を整理することから始めました。 インテリアに限らずファッションやライフスタイルでも、「理想」というのは、日常や旅先などで目の当たりにし、心ときめいたモノやコト、すなわち「過去の実体験」から派生することが多いと思います。 私にとってのそれは、以下でした。 ・ヴェルサイユ宮殿内の「アンジェリーナ」付近の廊下と階段 ・インテリアデザイナー「Joseph Dirand」のパリの自宅 ・Apartment by the...
Vo.9 マンション購入について その二
いつもご覧頂いている皆様、どうも有難うございます。 TYSENNのT.Aでございます。 前回のブログで「最後のブログからあっという間に2ヶ月も経過してしまった」と記載しましたが、今回はなんと約4ヶ月も経過してしまいました。 さて、「前回のブログは何を書いたっけ?」と読み返してみると、「マンション購入」について記載していますね。なので今回はそれに続いて「我々のリノベーションについて」を書いていこうと思います。 前回のブログ「マンション購入について その一」に記載した通り、我々は3年前に中古マンションをリノベーション前提に購入しました。 中古物件を購入された方はお分かりかと思いますが、物件購入後は、不動産会社の営業さんからフォローがあるとは言え、必要書類を色々と記入したり、ローンを組む銀行を選定したりと大変です。仕事中何度も営業さんから電話が掛かってきては応対する、というバタバタとした日々が何週間か続きました。 そして一番印象的であった出来事は、中古物件購入の場合、不動産会社の応接室で購入者と売却者が面会し、互いにペンとハンコを持って対面で売買契約書にサインする儀式です。あんなにも畏まったシーンはビジネスの場でもあまり経験が無かったので緊張しました。「これから人生最大の買い物をするんだ」と思うと背筋が自然とピンとなったことを今でも覚えています。 リノベを経験された方々と我々との間で、もしかすると少し違うかもしれないことは、我々は「不動産会社で普通に購入した中古物件を、その後リノベ会社に持ち込んだ」ということです。 なぜ「持ち込み」になったかというと、「とりあえず早急に物件を確保する必要があったから」です。 世の中には「物件探しからリノベ、引き渡しまでをワンストップで行ってくれる便利な会社」が多く存在します。我々も当初はそうした会社に物件探しの段階から依頼するつもりだったのですが、「物件との運命的な出会い」は突然起こり、特に中古物件についてはスピード感のある決断が重要です。 我々の場合、まだリノベ会社を決めていないタイミングでその「運命的な出会い」をしてしまったため、販売元の不動産会社に直接連絡を取り、内見し契約をしました。なので結果として「持ち込み」という形でリノベ会社に依頼する流れとなったのです。 これを読んでいて、「持ち込みだとお得なの?損するの?」と思う方がいらっしゃるかもしれません。 我々の経験上、損することは経済的にもそれ意外にも特にありませんでした。レストランでワインをBYOした時に発生するような持ち込み料金もかかりませんのでご安心を。 逆にメリットとして挙げられるのは「自分のペースでゆっくりと時間を掛けて、納得のいく物件選びができる」ということではないでしょうか。 後々知ったことですが、物件選びの段階からリノベ会社にお願いするとまず頭金を納めますが、リノベのスケジュールには「物件選び期間」が明確に定められています。我々が依頼したリノベ会社では、2ヶ月の間で物件を決定しないと、頭金にプラス料金が発生するシステムでした。 ...
Vo.9 マンション購入について その二
いつもご覧頂いている皆様、どうも有難うございます。 TYSENNのT.Aでございます。 前回のブログで「最後のブログからあっという間に2ヶ月も経過してしまった」と記載しましたが、今回はなんと約4ヶ月も経過してしまいました。 さて、「前回のブログは何を書いたっけ?」と読み返してみると、「マンション購入」について記載していますね。なので今回はそれに続いて「我々のリノベーションについて」を書いていこうと思います。 前回のブログ「マンション購入について その一」に記載した通り、我々は3年前に中古マンションをリノベーション前提に購入しました。 中古物件を購入された方はお分かりかと思いますが、物件購入後は、不動産会社の営業さんからフォローがあるとは言え、必要書類を色々と記入したり、ローンを組む銀行を選定したりと大変です。仕事中何度も営業さんから電話が掛かってきては応対する、というバタバタとした日々が何週間か続きました。 そして一番印象的であった出来事は、中古物件購入の場合、不動産会社の応接室で購入者と売却者が面会し、互いにペンとハンコを持って対面で売買契約書にサインする儀式です。あんなにも畏まったシーンはビジネスの場でもあまり経験が無かったので緊張しました。「これから人生最大の買い物をするんだ」と思うと背筋が自然とピンとなったことを今でも覚えています。 リノベを経験された方々と我々との間で、もしかすると少し違うかもしれないことは、我々は「不動産会社で普通に購入した中古物件を、その後リノベ会社に持ち込んだ」ということです。 なぜ「持ち込み」になったかというと、「とりあえず早急に物件を確保する必要があったから」です。 世の中には「物件探しからリノベ、引き渡しまでをワンストップで行ってくれる便利な会社」が多く存在します。我々も当初はそうした会社に物件探しの段階から依頼するつもりだったのですが、「物件との運命的な出会い」は突然起こり、特に中古物件についてはスピード感のある決断が重要です。 我々の場合、まだリノベ会社を決めていないタイミングでその「運命的な出会い」をしてしまったため、販売元の不動産会社に直接連絡を取り、内見し契約をしました。なので結果として「持ち込み」という形でリノベ会社に依頼する流れとなったのです。 これを読んでいて、「持ち込みだとお得なの?損するの?」と思う方がいらっしゃるかもしれません。 我々の経験上、損することは経済的にもそれ意外にも特にありませんでした。レストランでワインをBYOした時に発生するような持ち込み料金もかかりませんのでご安心を。 逆にメリットとして挙げられるのは「自分のペースでゆっくりと時間を掛けて、納得のいく物件選びができる」ということではないでしょうか。 後々知ったことですが、物件選びの段階からリノベ会社にお願いするとまず頭金を納めますが、リノベのスケジュールには「物件選び期間」が明確に定められています。我々が依頼したリノベ会社では、2ヶ月の間で物件を決定しないと、頭金にプラス料金が発生するシステムでした。 ...
Vo.8 マンション購入について その一
いつもご覧いている皆様、どうも有難うございます。 TYSENNのT.Aでございます。 最後にブログを投稿してから、あっという間に2ヶ月も経過してしまいました。 当初の予定だと、月に2度ほど更新していこうかと考えておりましたが、全く実行できていませんね。 元々このブログは、あまり畏まり過ぎず、その時の気分で「ゆる〜く」書いていこうと思いましたが、なんだか私の性格上、書くとなるとテーマを定め、時間を割き、文章構成を考え、しっかりとやっていきたいようで、書こう書こうと思っていても、結局いつもブログは後回しになってしまっていました。 でもそれだと、中々前に進まないので、やはり当初の予定通り、「ゆる〜く」をコンセプトに、その時の気分で、行き当たりばったりなブログにしていこうかな、なんて思っている次第でございます。 さて、前置きが長くなりましたが、早速本日はどんな「ゆる〜いブログ」を書きましょう。 今現在、全くノープランでPCに向かってカタカタやっております。 そう言えば今朝、リノベーションの「Before / After」の写真を投稿しました。コメントを下さっている皆様、どうも有難うございます。 この写真を見ていて、ふと3年前の「マンション購入」のことを思い出しながら今日一日を過ごしていましたので、今回は折角なので我々夫婦が「どのようにマンション購入に至ったか」をここに残しておこうかと思います。 まず初めに、我々が住むマンションの概要を先にお伝えしてしまいます。 <物件概要> ・築17年(2021年現在) ・5階建てマンションの4階 ・77.65平米 2LDK...
Vo.8 マンション購入について その一
いつもご覧いている皆様、どうも有難うございます。 TYSENNのT.Aでございます。 最後にブログを投稿してから、あっという間に2ヶ月も経過してしまいました。 当初の予定だと、月に2度ほど更新していこうかと考えておりましたが、全く実行できていませんね。 元々このブログは、あまり畏まり過ぎず、その時の気分で「ゆる〜く」書いていこうと思いましたが、なんだか私の性格上、書くとなるとテーマを定め、時間を割き、文章構成を考え、しっかりとやっていきたいようで、書こう書こうと思っていても、結局いつもブログは後回しになってしまっていました。 でもそれだと、中々前に進まないので、やはり当初の予定通り、「ゆる〜く」をコンセプトに、その時の気分で、行き当たりばったりなブログにしていこうかな、なんて思っている次第でございます。 さて、前置きが長くなりましたが、早速本日はどんな「ゆる〜いブログ」を書きましょう。 今現在、全くノープランでPCに向かってカタカタやっております。 そう言えば今朝、リノベーションの「Before / After」の写真を投稿しました。コメントを下さっている皆様、どうも有難うございます。 この写真を見ていて、ふと3年前の「マンション購入」のことを思い出しながら今日一日を過ごしていましたので、今回は折角なので我々夫婦が「どのようにマンション購入に至ったか」をここに残しておこうかと思います。 まず初めに、我々が住むマンションの概要を先にお伝えしてしまいます。 <物件概要> ・築17年(2021年現在) ・5階建てマンションの4階 ・77.65平米 2LDK...
Vo.7 インテリアとの出会い
いつもご覧いただいている皆様、どうも有難うございます。TYSENNのT.Aでございます。 現在17:32。良い感じに日が沈み、妻を駅まで迎えに行くまでに時間があるので、紅茶を片手にブログを書こうと思います。 今回は「私たち夫婦がインテリアを好きになったワケ」を書いていこうかと思います。 初めにお伝えしてしまうと、「私たちは昔からインテリアに興味を持っていた」という訳ではありません。 勿論、全く興味が無かったわけではないですが、情熱を注ぎ込むようになったのは、ここ4~5年の話です。 前回のブログで記述した通り、私は10〜20代の殆どをオーストラリアで過ごしました。 一概には言えませんが、オーストラリアは西洋文化ではあるものの、欧州のように歴史と伝統を重んじた「飾るインテリア」が日常生活の一部になっているというよりは、のびのびとしたビーチライフが主流のため、インテリアを特別意識する機会は多くありませんでした。 というより、そもそも学生という立場でオーストラリアに居たので、ホームステイ、シェアルーム、シェアハウスといった色々な形態で過ごす中で、「家具なんて使えれば何でもいい」というような考えしかありませんでした。 これを書いていて思い出しましたが、シドニーでの大学時代には、ファーニッシュド・アパートで契約したにも関わらず、家主の手違いで家具の無い空っぽの部屋が渡されて、当時はイケアなんていう便利なお店は無かったので、仕方なく「家具タダであげます」のサイトからベッドと机を探し、車がないので大型タクシーを手配して、タクシーの運転手に「チップをあげるからお願いだから手伝ってくれ」と頼み込み、家具運びを手伝ってもらったりしてバタバタと過ごしていました。 日本に帰国し、百貨店入社後も、私は長いこと東京の実家で過ごしていたので、「昔からあった家具たち」を何も考えずに使う日々が続き、給料のほとんどは、自分の職場で売られている身の丈に合わない洋服や靴に注ぎ込んでいました。その分、週末に遊びにいくお金が一切無くなるので、週末は実家で靴磨きをしたり、鏡の前に新聞紙を敷いて一人ファッションショーをして過ごしていました。 そんな中、潮目が変わったキッカケは「妻との出会い」だったと思います。 妻とは職場で知り合いました。私より15歳年上の人です。 当時私は百貨店売場で販売担当をしており、妻は紳士服バイヤーをしていました。 「海外文化のことは殆ど分からないが、社内文化には長けている妻」 「社内文化のことは殆ど分からないが、海外文化にはそれなりに長けている私」 そんな正反対な我々は、意気投合し、結婚しました。...
Vo.7 インテリアとの出会い
いつもご覧いただいている皆様、どうも有難うございます。TYSENNのT.Aでございます。 現在17:32。良い感じに日が沈み、妻を駅まで迎えに行くまでに時間があるので、紅茶を片手にブログを書こうと思います。 今回は「私たち夫婦がインテリアを好きになったワケ」を書いていこうかと思います。 初めにお伝えしてしまうと、「私たちは昔からインテリアに興味を持っていた」という訳ではありません。 勿論、全く興味が無かったわけではないですが、情熱を注ぎ込むようになったのは、ここ4~5年の話です。 前回のブログで記述した通り、私は10〜20代の殆どをオーストラリアで過ごしました。 一概には言えませんが、オーストラリアは西洋文化ではあるものの、欧州のように歴史と伝統を重んじた「飾るインテリア」が日常生活の一部になっているというよりは、のびのびとしたビーチライフが主流のため、インテリアを特別意識する機会は多くありませんでした。 というより、そもそも学生という立場でオーストラリアに居たので、ホームステイ、シェアルーム、シェアハウスといった色々な形態で過ごす中で、「家具なんて使えれば何でもいい」というような考えしかありませんでした。 これを書いていて思い出しましたが、シドニーでの大学時代には、ファーニッシュド・アパートで契約したにも関わらず、家主の手違いで家具の無い空っぽの部屋が渡されて、当時はイケアなんていう便利なお店は無かったので、仕方なく「家具タダであげます」のサイトからベッドと机を探し、車がないので大型タクシーを手配して、タクシーの運転手に「チップをあげるからお願いだから手伝ってくれ」と頼み込み、家具運びを手伝ってもらったりしてバタバタと過ごしていました。 日本に帰国し、百貨店入社後も、私は長いこと東京の実家で過ごしていたので、「昔からあった家具たち」を何も考えずに使う日々が続き、給料のほとんどは、自分の職場で売られている身の丈に合わない洋服や靴に注ぎ込んでいました。その分、週末に遊びにいくお金が一切無くなるので、週末は実家で靴磨きをしたり、鏡の前に新聞紙を敷いて一人ファッションショーをして過ごしていました。 そんな中、潮目が変わったキッカケは「妻との出会い」だったと思います。 妻とは職場で知り合いました。私より15歳年上の人です。 当時私は百貨店売場で販売担当をしており、妻は紳士服バイヤーをしていました。 「海外文化のことは殆ど分からないが、社内文化には長けている妻」 「社内文化のことは殆ど分からないが、海外文化にはそれなりに長けている私」 そんな正反対な我々は、意気投合し、結婚しました。...