いつもご覧頂いている皆様、どうも有難うございます。

TYSENNT.Aでございます。

 

前回のブログで「最後のブログからあっという間に2ヶ月も経過してしまった」と記載しましたが、今回はなんと約4ヶ月も経過してしまいました。


 


さて、「前回のブログは何を書いたっけ?」と読み返してみると、「マンション購入」について記載していますね。なので今回はそれに続いて「我々のリノベーションについて」を書いていこうと思います。


 


前回のブログマンション購入について その一」に記載した通り、我々は3年前に中古マンションをリノベーション前提に購入しました。

 

中古物件を購入された方はお分かりかと思いますが、物件購入後は、不動産会社の営業さんからフォローがあるとは言え、必要書類を色々と記入したり、ローンを組む銀行を選定したりと大変です。仕事中何度も営業さんから電話が掛かってきては応対する、というバタバタとした日々が何週間か続きました。

 

そして一番印象的であった出来事は、中古物件購入の場合、不動産会社の応接室で購入者と売却者が面会し、互いにペンとハンコを持って対面で売買契約書にサインする儀式です。あんなにも畏まったシーンはビジネスの場でもあまり経験が無かったので緊張しました。「これから人生最大の買い物をするんだ」と思うと背筋が自然とピンとなったことを今でも覚えています。

 


リノベを経験された方々と我々との間で、もしかすると少し違うかもしれないことは、我々は「不動産会社で普通に購入した中古物件を、その後リノベ会社に持ち込んだ」ということです。

 

なぜ「持ち込み」になったかというと、「とりあえず早急に物件を確保する必要があったから」です。

 

世の中には「物件探しからリノベ、引き渡しまでをワンストップで行ってくれる便利な会社」が多く存在します。我々も当初はそうした会社に物件探しの段階から依頼するつもりだったのですが、「物件との運命的な出会い」は突然起こり、特に中古物件についてはスピード感のある決断が重要です。

 

我々の場合、まだリノベ会社を決めていないタイミングでその「運命的な出会い」をしてしまったため、販売元の不動産会社に直接連絡を取り、内見し契約をしました。なので結果として「持ち込み」という形でリノベ会社に依頼する流れとなったのです。

 

これを読んでいて、「持ち込みだとお得なの?損するの?」と思う方がいらっしゃるかもしれません。

 

我々の経験上、損することは経済的にもそれ意外にも特にありませんでした。レストランでワインをBYOした時に発生するような持ち込み料金もかかりませんのでご安心を。

 


逆にメリットとして挙げられるのは「自分のペースでゆっくりと時間を掛けて、納得のいく物件選びができる」ということではないでしょうか。


 

後々知ったことですが、物件選びの段階からリノベ会社にお願いするとまず頭金を納めますが、リノベのスケジュールには「物件選び期間」が明確に定められています。我々が依頼したリノベ会社では、2ヶ月の間で物件を決定しないと、頭金にプラス料金が発生するシステムでした。

 

2ヶ月と聞くと十分に思えるかもしれませんが、我々の経験上、理想にピッタリと合う中古物件は中々見つからないものです。しかも仕事をしながらの物件探しとなると2ヶ月なんてあっという間です。


「人生最大の買い物」を何だか焦る気持ちで選びたくはないので、その点については結果として「持ち込み」で良かったなと思っています。

 

ちなみに我々の場合、「運命的な出会いから、 購入まで」はたった2日間でしたが、「物件探しをスタートしてから、運命的な出会いまで」は半年以上掛かりました。

 


 

次に、「リノベ会社をどう選んだか」ということについても書いておこうかと思います。


 


よくInstagram等で「どこかのデザイン事務所に依頼したのですか?」というような問い合わせを多く頂きますが、全く通しておらず、リノベはマンション購入を検討し始めた最初の頃、知人から紹介してもらっていた大手リノベ会社に依頼をしました。

 

当時私は勤務先会社の進級試験の真っ只中でした。勉強が完全に煮詰まってしまい集中力が切れたある日、妻を誘い気分転換でそのリノベ会社のオリエンテーションに参加しました。

 

エントランスで、パーマヘアで黒縁メガネを掛けた私くらいの年齢のスタッフさんが満面の笑みで迎えてくださり、プロジェクターが用意されたショールームに案内してくれました。

 

子連れのファミリーが多かった印象です。席が足りないようで、先ほどのスタッフさんが慌ててビーズクッションを持ってきてくださり、妻はアイスコーヒー、私はカルピスを頼みました。

 

オリエンテーションでは中古マンション市場のこと、物件選びのコツ、リノベの予算感など、様々なことを順を追って教えてくれました。


今では独学ではあるものの、リノベについて勉強をして基礎知識はついてきたと思っていますが、当時の私はリノベ・不動産業界とは無縁であったため、全ての情報が新鮮でした。

 

このオリエンテーションに参加してから、実際に「持ち込み」としてリノベをお願いするまでの間に約8ヶ月程度のブランクがあったのですが、マンション購入後は「時間も無いし、前オリエンテーションに行ったあの会社にお願いしようよ!明日連絡しよう!」と妻に言って、当時頂いた名刺宛にすぐさま電話し、正式にリノベをお願いすることになったのです。

 

 

今振り返ると、我々もそうでしたが、「これからリノベをされる方で、リノベ経験がすでにある方」はそうは居ないはずです。なので皆様恐らく「何が分からないかが、分からない」という状態でリノベを検討されるのではないかと思います。

 


そんな方々に少しでも何かの参考になれば幸いです。

 

 

ということでダラダラと書いてしましたが、気づくと本ブログ冒頭で「リノベーションについて書きます」と言いましたが、結局リノベーションの話に全く辿りつきませんね。

 

なので急遽、本ブログのタイトルは「マンション購入について その二」にしようと思います。

 

どういったコンセプト・テーマで我々がリノベーションを行ったか等についてはまた次回書こうかと思います。

 

もう夜遅くになってしまいました。

 

それでは皆様、おやすみなさいませ。

 

Written by T.A