KNOW HOW

熟練の職人技が要される作業工程を経て、

フランス最高峰のエナメル陶器は完成します。

石膏型作成

石膏を用いて、同じ形の器を量産するための「型」を作ります。高度な設計技術が問われる重要な工程の一つです。

成形

石膏型を組み合わせ、泥を丁寧に流し込みます。成形品が硬化したところで型から外し、時間を掛けて乾燥させます。

素焼

器を釜に入れ1050℃で焼成します。素焼により強度や吸水性が高まり、表面に絵付を施すことが可能になります。

クロワゾネ

陶器の表面に金属液を貼り付けて輪郭線を描き、仕切りを作ります。この仕切りは絵付を施す際の目印となります。

下絵付

クロワゾネによる仕切りに、顔料とエナメルを塗り込みます。求める質感によって筆とスプレーを使い分けます。

本焼

750℃で焼成することでエナメルが熔け、美しい光沢と色彩が生まれます。本焼後は陶器の強度が一段と増します。

上絵付

金液やプラチナ液を贅沢に使い、上絵付を施します。この工程により、陶器に美しい輝きと豪華さが加わります。

仕上焼

600℃の低温の窯で上絵付した液を表面に焼き付けます。焼成後は丁寧に仕上げが施され、世界中に出荷されます。